特攻平和祈念祭の俳句
2019年01月25日
- こだまして わははと笑う 夏木立
- 薫風が 運ぶは母の 香りかな
- おにごっこ 汗びっしょりの 夏帽子
- 鳥たちよ 軽やかに舞え 夏の空
- 旅立つ日 特攻花に 思いのせ
- なつかしき あの声のせて 夏の風
- 願いかない 今あたたかに 初夏の風
- 葉桜が こぼす光の あたたかさ
- 特攻花 亡き友の笑み 重なって
- どこまでも 青く広がれ 夏の空
- 夏帽子 飛ばされ踊る 子どもらと
- 名誉のせ 夏空を切る 音悲し
- 薫風に 託す平和の メッセージ
- 潮騒と 鳥の声聞く 夏の朝
- 悲しみを 刻んで青い 夏の空
- 観音の 頬なでそよぐ 初夏の風
新入生誓いの俳句・よろこびの俳句
2019年01月07日
うぐいすも はな歌混じりに お出迎え
たんぽぽも 「ねえ、あそぼう」と ゆれている
春の空 ようこそのせた ジャンベの音
波たちの 心もおどる 春の海
春風が 運ぶ出会いに むねはずむ
顔合わせ はずむ心に 山笑う
春風に 緊張気味の 笑顔咲く
春日和 気持ち新たに 新学期
春風に はにかむ笑顔 やわらかく
新風に 蝶も喜び 舞い上がる
ようこそと 微笑む春の 日差しかな
大里俳句の旅