今から約80年前の太平洋戦争末期、特攻機が黒島に不時着することが何度かあったそうです。戦時中のため、本土への交通手段も連絡手段も絶たれている中、島民は特攻機と共に不時着した特攻兵たちを手厚く保護したそうです。
元海軍少尉、江名武彦氏もその一人でした。終戦から時はたち2004年、江名氏は戦友と慰霊と平和への祈りを込めて平和公園に特攻平和観音像を建立しました。
その平和公園で、特攻兵のご遺族の方々、島民、大里学園・片泊学園の児童生徒と職員などが集い、5月10日(土)に黒島特攻平和祈念祭がありました。
特攻平和祈念祭のために来島したご遺族の方々や関係者を、大里港でお迎えしました。
また、式の最後には平和への思いを込めた「平和祈念御和讃」を皆で復唱し、平和公園にある平和の鐘をそれぞれで鳴らしました。
終戦から80年。生徒にとっても平和について考える機会になりました。
その後大里ふるさとセンターへ移動し、片泊学園は合唱を披露しました。
今年も関係者の方々から,お菓子や文房具などたくさんのプレゼントを頂きました。ありがとうございました。




