八朔太鼓

 

今週の木曜日と金曜日に硫黄島の伝統行事である『八朔太鼓踊り』が行われました。八朔太鼓踊りは旧暦の8月1-2日に行われ,男踊りとも言われます。踊り手として選抜された島の男子が,矢旗を背負い太鼓を抱え,独特の節に合わせてひたすら踊ります。その最中に,ユネスコの世界無形文化遺産に登録されたメンドンが現れ,逃げ惑う人たちをためらうことなく追いかけ回し,すっぺの葉で叩いて回ります。実はこれは厄祓いの儀式で,叩かれたら厄が祓われるというご利益があるものです。硫黄島学園の生徒や教員も八朔太鼓踊りに参加し,児童も子メンドンとして活躍しました。八朔太鼓踊りとメンドンはその場に参加した全ての人々を魅了する素晴らしい伝統行事です。

2020年アーカイブ
Students diary and reports